F字孔を開ける作業ですが
今回はデザインを新しく変えてみようと思います
紙にデザインした物をアクリル板にデザインナイフで写します
わかりにくいので下に手帳を置いてみました
まずは大雑把にルーターで削りますが
あまりに雑にすると割れるので
そこは注意しながら削ります
ルーターでだいたいできたらヤスリや紙やすりなんかを使って丁寧に仕上げます
そうして出来上がったのがこちら
右が今回新しく作った物です
違いがわかりますかな?
見慣れていない人が見ると全部おんなじに見えますが微妙に少しずつ違うんですよ
ここにも作者の作風が現れますね
さて次はF字孔の位置決め
机の壁から計算した長さの場所に線を引いてあります
わかりやすいようにシャーペンを置いてます
壁に表板の上部を当てて先程のラインを引きます
表板はカーブしているので柔らかいプラスチック板を当てて線を引きます
板の膨らみのせいで直接定規で測っても誤差がでるのでこうやって測っています
この線は駒の足の中心でF字孔の内側の刻みの来る場所です
刻みの位置と中心からの距離を測って場所を決めます
テープでずれない様に固定してシャーペンでデザインの線を引いていきます
終わったら外すのですがテープに木が持って行かれない様に慎重にゆっくり剥がしていきます
雑にめくると板も一緒に剥がれる場合があるんですよ
さてこれでデザインが完了しました
お次はF字孔を開ける作業ですが
表板のスプルースはすぐに割れたり欠けたりするので気を使う作業ですよ