今日からチェロの弓を作ろうと思い立ち
製作を開始しました
元々はこんな感じの物を仕入れています
頭はこんなの
材料の名前は Pernambuco
ペンナンブコ、フェルナンブコ、ヘルナンブコなど言われております
ブラジル原産の木で、別名がパオブラジル、ブラジルボクと言うものがあります
ブラジルと言う国ができる以前からそう呼ばれていてこの木の名前がブラジルの国名になったそうです
現在では絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約のリストに載っているので新規の輸入がストップしているそうです
僕ももっと材料が欲しいけどもうどこを当たってもありませんでした
材料のありかを知っている方がいたら
教えていただきたいです
製作を始めた時に急いで在庫にあるものを買ました
そんな貴重な木材を使うのですからいいものを作らなきゃね
まずヘッド部分のデザインを描きます
年月が経ってこげ茶色になってますが削ると鮮やかなオレンジ色が出てきます
ヘッドの形が大体できました
今はヘッドはここまで
全体を作りながら考えつつ仕上げて行きます
今日のスタッフさん達です
いい仕事をしてくれます
終わったら手を洗います
毒性があるので人によっては花粉症みたいに涙や鼻水が止まらなくなったり
手がかぶれたりします
そのせいで弓の製作を諦める方もいるそうです
しかし、鈍感な僕は何にも起こりません
ありがたいです
元々赤い染料に使われていた木材なので洗うと色が出てきます
洗いながらの写メは難しい
ニスの赤を出すのにも使うので削りカスは取っておくんですよ
こんな感じで弓の製作を開始しましたが
いろいろやる事がある中でぼちぼち進めるので
はてさて完成はいつになるんでしょうね?