さて次は弓先のチップを取り付けます
今回使うチップはイミテーションの象牙
チップには象牙、牛骨、プラスチック、金属などが使用されますが
代わりにもう絶滅したマンモスの象牙を使う事もありますが
かなり高価なので使いません
高い物を使ったら音が良くなるってもんでもないんでね
こんな風にあちこちからクランプでしっかり接着します
失敗した事は無いですが
隙間が開いたらどうしようと
いつもドキドキの作業です
今回も無事に接着できました
綺麗に接着できたのを確認したら
ようやくほっとします
では削っていこうかな
竿部分も四角から八角にしつつ
ヘッド部分もだんだんと整えます
八角形にした後は角を落として円形にしていきます
木には削り易い方向とそうでない逆目になっている部分があるので
ガタガタにならないように気をつけて
丁寧に円形にしていきます
まだまだですがなんとなく形ができてきました
綺麗に仕上げるにはもっと細かく丁寧に仕上げ無いといけません
時間をかけて納得いくまで削っていきます