とてもすごいチェリストでした
どれほどの曲を弾いて活躍されたんでしょうね
僕は若い頃、関西大学の学生でまだチェリストを夢見ていた時に会った事があります
大阪のシンフォニーホールで多分ドヴォルザークのチェロコンチェルトだったと思いますが(忘れた理由は後ほど)
終演後楽屋口で弓ケースにサインを頂こうと待っておりました
たくさんの人が出てくるのを待っていましたね
その頃はスマホなんか無いのでみなさんサインをして頂いていました
僕の順番がやっと来て黒い弓ケースを渡して世界の巨匠に使いかけのペンは申し訳ないと思い、買ったばかりの白いマジックペンを渡したのですが出ません
ロストロポーヴィチさんも困ってましたがマネージャーさんと思われる方にせかされて裏のホテルに入って行かれました
握手だけはして頂きましたがとっても大きな手に驚きました
白いマジックは使う前に何度かペン先を押してインクを出しておかなければいけないということを知りませんでした
ロストロポーヴィチさんのサインをしてもらおうとの一心で必死になって行ったのにこんな結果になって大ショック
頭は真っ白
この一件以外の記憶は全て吹き飛んでせっかく聴いた演奏もすっかり忘れました
と、まぁこんなどうしようもない思い出ですが出会えた事に感謝したいです
天国ではどうしていらっしゃるのでしょうね
やっぱりチェロを弾いているのか指揮をしているのか
それとものんびりと過ごしいるのか
ご冥福をお祈りします