今日はお客さんのチェロ弓の毛替えをします
弓に張ってある白い物は
白馬の尻尾の毛です
毛にもランクがあって
安い物は漂白して白くしてある物もありますが品質が悪いです
産地によっても品質が違います
弓には木のくさびで毛を留めてあります
弓先はこんな感じ
手元の黒い箱はフロッグと言います
黒檀を使ってある物が多いです
銀色の半月リングで固定してあるので
外します
僕の作業机には1ヶ所小さな穴が開けてあります
さて、なぜでしょう?
答えはこの為です
フロッグには毛を張るためのネジがあります
そのせいで机に置きにくいのです
穴に入れると…
ちゃんと置けましたね
毛の量を計って使う量を決めます
計らずにやる職人さんも多いです
別に手の感覚でやれるので
それでも構わないのですが
性格なのか計ってしまいます
そして白い紙などの上に広げて
良くない毛は排除します
この作業も面倒くさいので
やらない職人さんもいます
これも性格ですね
フロッグ内部にもくさびがあって
毛を留めてあります
弓先のくさびを作るのは
とても難しい作業です
大きいと、もちろん入らない
小さいと抜けてしまう
ギリギリきっちりはまるように作るのは
かなりの腕が必要です
おっと
終わって無いけど晩御飯作らなきゃ
そして保育園にお迎え
今日も妻は帰りが遅くなると言って
仕事に行きました
なので家の事は僕が頑張るのです
ではまたね