おぎのけんの ブログ

チェロ演奏と弦楽器製作そして子育てと糖尿病とかいろいろ

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村]

パフリングライン

 

 

 

スクレーパーで面自体は綺麗になったのですが

厚みも最終的に決まったので周囲を最終チェックします

 

 

指で擦って綺麗な曲線になっているか

感覚を研ぎ澄まして確認します

f:id:vcken:20201127183447j:image

 

 

 

気になる場所は紙やすりで微調整
f:id:vcken:20201127183453j:image

 

 

 

後でも出ますが表板のパフリングはちょっとした事ですぐにズレるので

少しでもクオリティが上がるように

出来る事をできるだけやっていきます
f:id:vcken:20201127183436j:image

 

 

 

そして緊張のパフリングカッター
f:id:vcken:20201127183443j:image

 

 

 

表板の冬目つまり色の濃い木目として見える場所はとても硬く

夏目つまり冬目の間の白い部分はやたらと柔らかくて弱いです

 

2つの差があり過ぎるてカッターの刃が冬目に沿って滑りやすいのでとても歪み易いです

 

 

なのでめちゃくちゃ緊張

自覚していませんが息も止めているんでしょう

とても苦しくて呼吸困難な感じですf:id:vcken:20201127183432j:image

 

気にせずガ〜っとやっちゃう人も多いですけどね

なにせ僕はビビりなもんでやたらと慎重にやってしまいます

 

チェロでソロ弾くほうがよっぽど気が楽です

 

 

トンガリ部分はパフリングカッターではなく

測りながらフリーハンドで描きます
f:id:vcken:20201127183450j:image

 

 

裏板の時にも書きましたが

美観の為に中心より少しずらして描きます

 

書くのはやり直しが何度でもできるから

こっちの方は少し気が楽

 

でも左右が揃ってるか、全体のバランスは綺麗なのかとか気にする点はいくつもあります

 

 

そうして息も絶え絶えになりながら全周完成
f:id:vcken:20201127183457j:image

 

この緊張する作業が無事に終えられたら

これからは楽しいパフリングの溝掘りです

 

 

 

 

 

 

www.oginoken.com