平面出しが終わったら次はパフリングを入れる面を作ります
平面出しの為に厚く残してあった外周を規定の厚さまでに削ります
使用するのはこの道具
パフリングカッターと言う道具です
日本にはケガキと言う道具があって
以前はそれを使っていましたがこちらの方が刃が鋭いので今はこちらを使っています
まずは外周にパフリングカッターで線を引いていきます
プレイヤーはほとんど知らないのですが
とんがり部分は他の外周より少し厚めにします
やはり出っ張っているのでぶつけやすいから
少しでも厚くして強度をだします
美観的にもその方がカッコいいです
そしてもう1ヶ所
裏板のボタン部分も厚めにします
ここはネックを支える重要部分ですので
厚くして強度を高めます
そして外周の1センチ強を平らに整えます
トンガリ部分はマイクロプレーンと言う道具が削りやすいです
相変わらず毎日いろいろあって作業スピードは遅いので何日もかかっていますが
途中に息子も少し鉋でやってみました
一番小さな豆鉋を慎重に使います
変な所を削ってしまわないかヒヤヒヤしますが
結構慎重で丁寧な子なのでちゃんとやってくれます
ただ、そう簡単にいかないのですぐに疲れて手が痛くなって終了
無理強いはしないのでまたやりたくなったら
やらせようと思っています
ある程度鉋で削ったら平面をスクレーパーで綺麗に整えます
楽器中央部のくびれ部分はなかなかやりにくいですが何とか終了
こんな風に平らになったら出来上がり
後は最終チェックをして外周も整えてパフリングを入れる準備が完了です
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