かんながけが終わったらスクレーパーで整えて行きます
この作業好きです
どんどん形が整っていって綺麗になって行くのが楽しいです
ただし、気にいるまでやろうと思ったら時間がすごくかかります
って言うかキリがありません
鉋傷が沢山ついている物を…
こんな風に硬い鉄板で擦るのですが
擦って行くとこんな風に綺麗になっていきます
場所によっていろいろなスクレーパーを使うのでこれは持っている内の一部です
鉄板だったらいいって訳じゃなくて
キチンと削れるように歯を付けるのですが
いい感じの時はこんな風にくるくる回って削りカスが出ます
歯が悪いと全然削れません
始めたばかりの時はなかなか上手に歯がつけられなくて悩んでましたね
今ではすぐに上手につけられるようになりました
力加減を変えて軽く擦ると粉状になって仕上げができます
何度も何度も手のひらや指先で曲面具合をチェックして削る
手だけではなく光と影を見たり
削る時の引っ掛かり具合や
削る音を聞いたり
感覚を総動員して不自然な場所の無い連続した曲面になるようにひたすら削ります
最後の仕上げ段階になると粉もほとんど出ないくらい軽くスクレーパーを当てて擦ります
紙やすりと違って変えずに同じ物で
削りから仕上げまで力加減を変える事でコントロールできるのがスクレーパーのすごい所
こんな風にピカピカにもできます
虹はコラで付けたのでは無くて
朝日の中 写真を撮ったらたまたまレンズの具合で出ました
なんか祝福感があってありがたい写真が撮れました
でもまだ完全には納得していないので
気が済むまでどれだけ時間がかかってもやります
こんな事してるから作業がなかなか進まんのやけどね〜